財務コンサル 貸借対照表 純資産とは

貸借対照表について

最後の項目となります。

純資産についてです。

 

純資産の部には

株主資本、評価・換算差額等(連結ではその他の包括利益累計額)

の項目に分かれている。

 

純資産は返済の必要がない現金のことを指す

 

▼株主資本

資本金、資本剰余金、利益剰余金の3つに分けられる

 

 

資本金と資本剰余金は

株主が出資したお金である。

 

 

利益剰余金は

配当を支払った利益の残りが貯まったもの

→創業以来の利益の蓄積

 

赤字が続くと、利益剰余金は減り、

利益剰余金はマイナスになった場合は欠損金となる

 

 

利益剰余金が増えているかどうかで

儲かってる会社かどうか判断することができる

 

▼その他

 

1、評価・換算差額等

→その他有価証券評価差額金や繰延ヘッジなどが、

資産または負債に係る評価差額を当期の損益として

処理していない場合に計上する

 

2、新株予約権ストックオプション含む)

→あらかじめ定められた価格で、一定期間に、会社から

 自社の株式を買い取る権利

 

3、非支配株主持分

 

 

株主資本と評価・換算差額の合計を

自己資本」と呼ぶ