財務コンサル 経営安全額
実際の売上高と損益分岐点の売上高の差が経営安全額
損益分岐点の売上高とは、
その売上高までは利益がゼロである
現在の売上高10億で損益分岐点8億だとする
その差は2億円でありこれを経営安全額と言う
経営安全額=売上高ー損益分岐点の売上高
経営安全率=経営安全額/売上高×100
2億/10億×100=20%
つまり現在の売上高のダウンが20%以内なら
赤字にはならないということである。
ただし、あくまでも変動費率、固定比率の
割合の変化しないということ
安全率の数値が大きいほど赤字になる
可能性は低い
経営安全率を高めるには
限界利益率のアップがポイントである
そのためには
損益分近点の位置(損益分岐点の売上高/売上高×100)
がもっと低くなるようにする必要がある
そのためには
①売上高をもっと増やす
②固定費をもっと削減する
③変動費率をダウンさせる
④限界利益率をアップさせる
限界利益率をアップさせるとは
つまり値上げしなくても変動費率を挙げれば
限界利益率をアップさせることができる
決算書 来期の目標売上高の求め方
利益計画には目標売上高が欠かせない
損益分岐点の考え方を応用し
来期の予算を達成するために必要な売上高
を求める方法を考えてみる
目標売上高
=(来期の目標固定費+来期の目標利益)/予定限界利益率
この公式を使えば簡単に目標売上高が計算できる
▼手順
①目標固定費の総額を計画
固定費は人件費、設備費、支払利息、その他の固定費
の4つに分類する
・人件費は社員の昇給率、賞与月数などから
・設備費は設備投資計画から減価償却費やリース料、
賃貸料などの設備費を割り出す
・支払利息とその他費用は伸び率などを利用し決める
②目標利益を計画する
配当金の支払い予定や目標とするROAから逆算
③限界利益率を求める
④式に当てはめる
目標売上高
=(固定費+利益)/限界利益率
財務コンサル 黒字倒産とはなにか?なぜ黒字倒産が起きるのか
黒字倒産とは
利益が出ているのに資金繰りに困って
営業が続けられなくなった状態をいう
「勘定あって、銭足らず」
運転資金の調達高がプラスになれば
お金が不足していることになる。
つまり
売上が上がり販売量が増えたため
仕入れコストが重なったときに
売上債権が上がり
仕入を現金で払っていると
手元にある現金がなくなり
資金繰りが苦しむことになる
売上高が全て
現金として手元に残るわけではない
現金と仕入れコストをしっかりと
比較しながら資金繰りを
していかなければ
売上は出ているのに
現金がない状況に陥ってしまう
運転資金を決める3つの項目
売上債権+棚卸資産の増加額よりも
買入債務の増加額の方が大きければ
運転資金に余裕が出る。